こちらは、油彩で初めてF100 号という大きさに挑んだ作品です。
いつも描いていたサイズよりかなり大きかったので、画面をどのように作り上げていくか考えたり、たくさん絵の具を使ったりと、制作はとても新鮮で楽しかったです。
作品の題材は以前旅した時の事をもとにしました。
アメリカ東海岸側から出発して大陸を横断する形で西海岸側へ向かい、国境にあるメキシコの小さな町を訪れました。
移動時には想像を超える大陸のスケールや様々な自然の姿に感動しました。
また初めて見るメキシコの町の様子や、目前に静かに広がる海はとても印象深く心に残りました。
旅をして見て感じた事は、私にとって宝物です。
その時の記憶を心に収めて、制作する上で、大事な題材となります。
これからも旅の記憶を大切にしていきたいと思います。